たけさんのポタオデとか

オーディオ、イヤホン、ガジェットネタをゆるりと

CCA CSN というイヤホンの話

 

 


KZ DQ6のダイナミックドライバーの大きい方を使用したイヤホン。その名もCCA CSN。ポタオデ界隈では話題になったDQ6の遺伝子を受け継いだイヤホン。とは言っても1DD 1BAという中華イヤホン定番の構成となっております。期待値としては高音にBAを使用したことでクリア感が増していたら良いな的なところでした。

さてどうでしょう?

今回から再生はA &K KANN ALPHAです。

気になる中高音域ですが、思ったほど高く出てる感じも刺さる感じもなく案外普通な感じでした。まあ、中華のドンシャリに慣れてるのもあるかもしれませんが。

低音域のあるところでポン!という空気感を持った音がするのはDQ6と同じDDのせいでしょう。そこ以外は案外ZSTX以降の1DD 1BAといった感じです。

f:id:takesan3:20210410214226j:image

本体はDQ6より一回り大きくシェル上部は隙間だらけです。きっとBAを詰め込む後継機が出る伏線でしょうね。中高音域が予想よりあっさりなのでBA詰め込んで面白いイヤホンを出してくれることに期待しましょう。すでに何本もKZ持ってる人にはあえて掴むこともないのかもしれませんが、DQ6好きは試聴してみてその未来を想像して楽しみましょう。

 

KZ DQ6という中華イヤホンの驚き

KZから3DDのイヤホンが登場。というだけで掴みたくなるイヤホン。いったいどのような音を出してくれるのか楽しみで仕方がなかった。
昨年末にネットで見かけてこれは?と思った製品。実際は年明けすぐに注文したが到着は23日とおおよそ20日ほどかかった状態だ。注文はアマゾンだったが国内在庫は無いようで中国からの発送となったためと思われる。郵便なのでポストに放り込まれていただけであるがかえって気楽でよい。不在通知に再配達も簡単にはなったが面倒くさいのに変わりはないので良い。

f:id:takesan3:20210130192917j:image

単刀直入に結果を書くと、イヤピース交換とバランス接続する事で実力を発揮する。あと、スマートフォンiPhoneの3.5mmの出力では鳴らせきれてない感があるのでDACDAPを使う事です。

音質的には低音が空気を伝わって届く感じ。高音はBAの刺さり感が嫌な人にはちょうど良い感じ。

この値段でこの音が出るのかいと言うのが正直なところ。

よって全体的にパワフル感があるのでロック、アニソン、POPSなどに向くでしょう。人によってはもうちょっと高音が欲しいかな?という人もいるかもしれません。アンバランス接続だと少し音場が狭く感じるのでバランス接続がおすすめです。

先に述べた通りスマートフォンで鳴らしきれない感があるのでZSTXやZSN ProXなどが良いでしょう。1DA 1BAの構成はKZお得意のバランスと思います。まあ、値段が安いので一つ掴んでも後悔はしないでしょう。むしろ聴いて欲しい一本です。

 

 

 

final A4000というイヤホンを買ってみた

イヤホンにはまって気になっていたのがファイナルというメーカー。こだわりのある製品を作ってるんだな。羽生結弦選手も使ってたな。程度の認識です。多数の製品がある中でA8000という20万近いイヤホンがありそれにできるだけ近く安くというこで今回のA4000およびA3000が製品化されたそうです。

f:id:takesan3:20210117181040j:image

A3000もA4000も同じですがチューニングが違うようです。言葉で音の表現をするのは難しいところあありますが私の解釈ではA3000は優しい感じA4000は解像感が鋭い感じというようなイメージです。これは比較したわけでは無くネット上の情報から私がイメージしたものです。

これからはA4000を開封してすぐの感想であります。

再生機はWindows(アマゾンミュージックHD)+Fiio Q3(排他モード)です。接続はアンバランス3.5mm 付属のものです。

 

柴咲コウ かたちあるも(ultra HD)視聴

まず音場がアンバランスなのに広め。これバランスにする必要ないなという第一印象。ストリングスや弦のはじく音が良く響きます。イヤホンなので音は近いのですが空気感を感じます。低音は歯切れのいい感じです。ロックなど曲調によっては物足りなく感じるかもしれません。ボーカルも程よいです。

 

セリーヌ・デュオン マイ・ハート・ウイル・ゴー・オン(ultra HD)視聴

音の感じは前述したとおり。3分20秒あたりからの低音の盛り上がりはさみしいく感じるがバランスはよい。

 

ミスターチルドレン HANABI (SD ストリーミング音源)視聴

左右にアコギとエレキギターがよく聞こえます。ボーカルも真ん中に定位してちゃんと良い位置感で聞こえます。ベースラインもギリギリ耳で追えます。

 

マクロスフロンティア トライアングラー(Fight on Stage) HD(CD並)

二人のボーカルの掛け合いが良い曲ですが、埋もれることなく解像しています。バックのコード引きギター、スネアドラム、シンバルの金物が定位感良く鳴っています。

 

やはり低音が響いて欲しい音楽は苦手なのでイコライザーやバスブーストなどを使って補うのも手でしょう。または、A3000を試されるか。

定位感と空気感が感じられるイヤホンです。ところでA8000て一体どのような鳴り方をするのでしょうか?そちらが気になってしまいます。

 

メーカーでは100時間のエイジングをお勧めしています。どのような変化があるのでしょうか?また、レビューしたいと思います。

 

 

 

CCA C12 という怪物

ダイナミックドライバーとバランスドアーマーチュア(DDとBA)を使った多ドライバーのイヤホン。片耳1DD 5BAの六つ、左右で12個。だからC12と思われる。普通のイヤホンといえばDD1台ですが、なんとほかに5つの音が出るものがついている。そんなイメージ。中高音用に配することが多くクリアーな音を奏でてくれる。全体の音のバランスは良い。

私はC12にバランスケーブルを繋いでお気に入りのイヤホンとして使っている。バランスにすることで定位が広がりクリアーな音質がさらに上乗せされ気持ちよく聞くことができる。イヤピースはウレタンのタイプ。やはりこのタイプのイヤピースは低音が出やすくなります。

女性ボーカルものサントラのオーケストラ音源、アニソンなどに向いてるかもしれませんね。細かく音を聞きたいというニーズに良いでしょう。

視聴はFiioQ3を使っています。2.5mmと4.4mmのバランス端子がついているので便利です。リケーブーブルにはQDCの2.5か4.4を選んでください。C12に使えます。

 

 



 

とりあえずKZ ZSTXをつかめ

中華イヤホンのメーカーで色々あるのですが、やはりKZは避けて通れないでしょう。その中で安くて標準的な音づけと思うKZ のZSTXをおすすめします。良くドンシャリという表現が使われますが、KZはドンシャリが多いと思います。その中では少し大人しめでお勧めできるのがこのイヤホンです。

f:id:takesan3:20210109195342j:image

音質的には比べるものアレですが、AirPods Proよりは全然良いです。有線であるということを除けば。AirPods Proも愛用していますが、あれは拡張耳栓という感じでノイズキャンセリングもヒアスルーも優秀で装着しているのを忘れるくらいで、ながら聴きしながら作業できちゃいます。空間オーディオも優秀です。安くいい音を聞きたいのなら有線でこれを掴んでおくと良いでしょう。、値段は二、三千円なんですから。

このZSTXは数年前に発売されたZSTの改良版で音も良くなっているそうです。

このイヤホンは1DD、1BAの構成で高音もギリギリ刺さらずバランスが良い感じがします。(DACとの組み合わせで)解像間のあるイヤホンは気持ちよく響きますが聴き疲れするのも確かです。その点このイヤホンは疲れにくく聴くことができます。このタイプはリケーブルが出来ます。普通は銅線なのですが、なんと銀のケーブルが最初から付いてきます。銀ケーブルは高音が出ると言われてます。効果の程は比べてませんが、普通にそのまま使って問題ないと思います。

私は普段ウォークマンA100シリーズとFiio Q3を繋いで聴いていますが、今回はiPhone12と純正Lightning To 3.5mmで聴いてみました。普通に鳴らせました。音源はApple Musicです。ポタアン繋いだ方が音圧は前に出てきます。無くても大丈夫ですが、この場合高音が刺さり気味に聞こえました。再生環境でも音が変わるのはご了承ください。だからポタアン沼もあるのですが...。

これのイヤホンをベースにもっと低音が欲しいとか、解像感の高い音が聴きたいとか思ったらまた沼に来てください。とりあえず一本おすすめします。騙されたと思って。

ちなみにイヤピースは好きなものに交換することをお勧めします。この辺の話もまた後で。

 

 

Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
 

 

 

俺のポタオデ

はじめまして。オーディオに昨年から興味をもちSONY NW-A105を買いました。そして昨年末ポータブルアンプFiio Q3を購入。バランス接続を経験しました。DAPと呼ばれるものは中級で五万から十万円前後、上級機になると二十万近くするものもあります。オーディオ機器は高ければ高いほど良いけれど性能差は少なくなる傾向。つまり残り1%良くするのに何万、何十万とコストをかけるのがオーディオの趣味ということ。つまり、わたる世間は沼ばかりと言えるのです。

据え置き型に比べれば手頃と言えるかもしれません。そう思ってるところでかなり危ないかもしれませんが。イヤホン、ヘッドホンも必要ですから上を目指せばセットで五十万円なんて簡単に超えるのでしょう。

今の所の私のスタンスは程よい価格で音楽を楽しむ。というところに主眼を置きたいと思います。もちろん音質というものを追求するのもこの趣味の醍醐味と言えるのでそこも否定するつもりはありません。単にお金をかけられないだけなのです。

前置が長くなりましたが前述した通り、俺のポタオデはSONY NW-A105とFiio Q3をUSB Type-Cで接続しています。組み合わせた使用感としてはサイズが似てるので重ねても違和感がないです。私は剥がせる両面テープで固定しています。無理に剥がすとA105の方は薄い外装なので歪みます。ギターピックのようなものでこじって剥がしてください。

音質はQ3を通すと全体的にパワフルな感じがします。でもどちらかというと鳴らしにくいイヤホンなどを使うためにアンプをかます。という方に意味があると思います。A105単体でも良い音してますし、ソニー独自の音質調整が利用できるという利点もあります。今後色々なイヤホンを鳴らしてみたいという人は迷わずFiio Q3を購入するのが良いかと思います。

Q3 サポートページ – Fiio Japan